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【要約・書評】食べても太らず、免疫力がつく食事法のポイントを解説

こんにちは、Mochiです。

この記事では書籍「食べても太らず、免疫力がつく食事法」がどんな内容の本なのかを紹介します。

結論として、この本は大腸がんを専門とする医師の方が書いた、腸の原理から効果的な長期的に太らない食事の方法を説明した本です。

そのため、

  • 太ってしまう原因を知りたい人
  • 太らないための食事法を知りたい人
  • 腸内環境を整えたいと思っている人

におすすめです。

では、どのような本かを知るために、実際に書かれている内容のうち、私Mochiの視点からの重要なポイントを見ていきましょう🤓

😩食べる量を減らしても痩せない

みなさんが痩せようとした時に、まず考えるのは食べる量を減らすことではないでしょうか?この本では、食べる量を減らしても痩せないと伝えています。

誰もが信じて疑わない理論に「減量にはカロリーを減らした食事を摂る」というものがあります。 しかし、これを信じておこなってもほとんど結果は出ません。


理由は、食べる量を減らしただけ基礎代謝率が下がるからです。

基礎代謝率とは、内臓が動くことや体温を発生させることによって使われるエネルギーのことです。もっと簡潔に伝えれば、生きているだけで勝手に使われるエネルギーです。寝てる間にもこのエネルギーは使われます。

通常、食べる量を減らすと体に入れるエネルギー(カロリー)が少なくなり、体が使うエネルギー(基礎代謝率)の方が大きくなることで痩せられるように思われます。

実際には、食べる量を減らすことで基礎代謝率も下がってしまい、長期的に見ると痩せない現象が起きてしまいます。理由は体が食べる量が減っていくのに気づいて、餓死を防ごうとし、省エネモードのようなエネルギーを使わない状態になるからです。そして、これは研究でも示されています。

よって理論的にもカロリー制限だけで痩せることはありません。これは実際の人の研究でも示されています。7年にわたって必死にカロリー制限食をやったにもかかわらず、全く体重変化がなかったという研究です。


🍦糖分や脂肪分の摂り過ぎが肥満の原因

太ってしまう原因としては、糖分と脂肪分を摂りすぎることが大きく関わっています。
まず糖分について、お菓子などの糖分をとり続けていると、体が糖分を摂取することに慣れてしまいます。その結果、インスリンと呼ばれるホルモンが過剰に分泌されるようになります。このインスリンは脂肪を蓄積する役割があるため、どんどん脂肪が蓄積され、肥満になってしまいます。

よって日常的に糖分をたくさん取っていると、肥満になります。それだけではなく、心臓病や糖尿病、がんなどの重大な病気の原因にもつながるようです。

次に、糖分と脂肪分を多く取った場合、レプチンという満腹をコントロールするホルモンが分泌されます。レプチンの分泌が慢性化すると、その状態に体が慣れてしまい、満腹を感じにくくなります。その結果、いつまでも食べてしまう現象が起きてしまい、肥満につながります。

よって、糖分や脂肪分を摂りすぎることで、インスリンやレプチンといったホルモンが異常な状態になり、肥満になります。

🥣ファスティングで肥満を改善する

肥満を改善するためには、ファスティング(断食)を行うことが効果的と伝えています。ファスティングはホルモン異常を改善する効果があるためです。
ファスティングの中でも、「ボーンブロス・ファスティング」という方法をおすすめしています。「ボーンブロス・ファスティング」とはボーンブロスと呼ばれる、牛や鶏、魚の骨からとったスープを摂取する方法です。

栄養豊富なボーンブロスには、糖質は含まれず、ファスティング中に摂取するには最も理想的な食材です。ボーンブロスと水分で3日間ファスティングを行った後に、4日目に回復食を摂取します。


そして、ファスティングを継続するために「間欠的ファスティング」という方法を利用することをおすすめしています。「間欠的ファスティング」は、食べる時間を制限する方法です。例えば、1日のうち食べる時間を8時間以下にすることです。この制限時間が短いほど、ホルモン異常を改善しやすく、肥満を改善する効果も高まります。

🤤空腹が腸内環境を整える

免疫力には腸内細菌や腸内環境が大きく関わっています。

腸の中の免疫が十分に働くためには、味方をしてくれる腸内細菌の存在が不可欠です。 腸内環境の良し悪しが免疫力を決めるといっても過言ではありません。


そして、腸内環境を整えるためには腸内を洗浄する仕組みが重要です。この腸内を洗浄する仕組みを”MMC”と呼びます。

“MMC”が起こるのは空腹時の時のみです。よって、腸内環境を整えるためには、空腹である時間をある程度確保する事が重要です。逆に、間食でお菓子などを食べて、空腹状態をなくしていると腸内環境を洗浄してくれる時間がなくなってしまいます。

朝ごはんを食べて、しばらくしてからおやつ、程なく昼食を食べて3時のおやつ、夕食を食べてお風呂上がりにアイスクリームなんて生活をしていては、睡眠中以外にはMMCが起こらないことになってしまいます。

🎉まとめ

この記事では書籍「食べても太らず、免疫力がつく食事法」がどんな内容の本なのかを紹介しました。また、この記事を読んだことで、みなさんは太ってしまう原因や腸内環境を整える方法を学べました!素晴らしいです👏

この本は大腸がんを専門とする医師の方が書いた、腸の原理から効果的な長期的に太らない食事の方法を説明した本で、

  • 太ってしまう原因を知りたい人
  • 太らないための食事法を知りたい人
  • 腸内環境を整えたいと思っている人

におすすめです。

この記事ではお伝えしきれなかった

  • ファスティングの具体的なプラン
  • 痩せるために食べるべき食材
  • 脂肪を減らすために、食事以外に重要な要素

などは実際に書籍を読んで確かめてみてください。また、今回説明した内容もより詳細に書かれています。

🤗おすすめ

大腸がんを専門とする医師の方が書いた、腸の原理から効果的な長期的に太らない食事の方法を説明した本です。この本は、メカニズムが詳細に説明されていて、研究による裏付けもとられています。また、具体的な方法を説明してくれる点も良いポイントです。

食べても太らず、免疫力がつく食事法

参考になれば幸いです。 読み返したい方は、ぜひブックマークへの登録がオススメです。
読んでいただきありがとうございました!🙌

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