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要約「世界一流エンジニアの思考法」の内容とポイント3選

こんにちは、Mochiです。

🤔 エンジニアとして生産性を高めたいけど「世界一流エンジニアの思考法」にはどんなことが書いてあるんだろう?
🤔 仕事でスキルアップしたいけど「世界一流エンジニアの思考法」って読んだ方がいいのかな?

そんな方に向けて、この記事では書籍「世界一流エンジニアの思考法」は何が書かれた本なのか、エンジニアの生産性を上げるポイントを絞ってお伝えします

この記事を読むことで、エンジニアとして生産性を高めるためのポイントがわかり、日々の業務で生産性が上がります。

また、この本を手に取るべきか否かの判断において、参考になります。

私はITエンジニアとして働いている視点から、この本を実際に1冊丸々読んだのできっと参考になるはずです!

何が書かれた本なのか

書籍「一流エンジニアの思考法」は、アメリカのMicrosoft社で働く著者の牛尾剛さんが、周囲の一流エンジニアたちが持つ圧倒的生産性を発揮するための思考法をまとめた本です

日々の業務の中で、職場の一流エンジニアたちがどのように考えているのか、どのような行動をしているのかが読み解けます。

アメリカの一流エンジニアと接する機会がある人は少ないと思います。だからこそ、この本に書かれていることは貴重な情報です

具体的には次のような内容が書かれています。

  • 生産性を高める秘訣
  • マインドセット
  • コミュニケーション
  • チームビルディング
  • 生活習慣術
  • AI時代の生き方


ここからは、本の中からエンジニアの生産性を上げるポイントを絞ってお伝えします。

一流エンジニアの生産性を上げる習慣

Microsoftの一流エンジニアたちがどのように生産性を上げ、なぜ圧倒的に仕事ができるのか、そのポイントをお伝えします。
一流エンジニアの生産性を上げる習慣

理解に時間をかける

一流エンジニアたちは、物事を理解するために時間をかけます。

一般的なイメージとして、一流の人たちは非常に頭が良く、何事もすぐに理解してしまうイメージがあると思います。

ただ、著者の経験では周囲の優秀な人でも、理解が難しい部分は何度も動画を繰り返し見ることでなんとか理解していました。

つまり、優秀な人でも知らないことの理解には時間が必要なのです

そして、頭のいい人は時間をかけて基礎を積み重ねているので、理解が早いように見えます

基礎は誰にでもできることですが、習得には時間がかかるものです。

同様に「理解は時間がかかるもの」として、急がず、徹底的に理解する習慣をつけることが一流エンジニアのように生産性を高める秘訣です。

定時で帰り、学習する

生産性を上げるためには、学習が重要です。

一流エンジニア達は定時で帰り、空いた時間を自分のやりたい内容の学習に充てていました

「家でも仕事をするのか」と思う方もいるかもしれませんが、仕事と切り離した、自分の学びたい内容は案外リラックスして学べます。

一方で、長時間労働を行って成果を出すことはできますが、持続的な方法ではないです。

長時間労働を継続してしまうと、パフォーマンスが下がっていきますし、どこかのタイミングで心身の不調が出る可能性が高いです。より中長期的な、根本的な成果を上げるためには「長時間労働」よりも「定時で帰って学習」の方が適しているのです。

なかなか定時で帰るのが難しい方も多いと思いますが、チャンスがあればいつもより早く帰って、その分家でリラックスして学びましょう。

効率的なの学び方を知りたい方は、次の記事を参考にしてみてください。
🫱 プログラミングの効率的な学び方|エンジニアの実体験から

一流エンジニアのマインドセット

一流エンジニアたちがどのようなマインドセットを持っているのか紹介します。
一流エンジニアのマインドセット

Be Lazy - 怠惰であれ

“Be Lazy”はより少ない時間で価値を最大化する考え方で、より楽をする方法を探ろうというマインドセットです。

Be Lazyは優先順位付けでも活用できます。

まず、日本流の優先順位付けは「全てやりたいけど無理かもしれないから、優先順位付けをして順番にこなしていこう」という考え方が多いです。

一方で、アメリカの一流エンジニアの優先順位付けは「優先度が1番高い1つのことに集中して、他のことは諦めよう」という考え方です。

「20%の仕事が80%の価値を生む」という2-8の法則からも、アメリカの一流エンジニアは20%のタスクを終えて80%の価値を生み出します。

そして、残りの80%はやらずに、次の80%の価値を生み出す20%の新しいタスクに取り組みます

トータルで見れば少ない労力で高い価値を生み出せるのです。

つまり、一流のエンジニアは「いかにやることを減らすか?」「楽をするか」に頭を使っています

私たちも「やることを減らすことには価値がある」という考えを含めた、Be Lazyのマインドセットにする必要があります。

リスクや間違いを快く受け入れる

アメリカの一流エンジニアたちが働く環境では、リスクや間違いを受け入れ、失敗やフィードバックを歓迎するマインドセットがあります

Fail Fast

日本では、失敗をした場合には厳しく批判されたり、責任を取らされたりするマイナス面が目立ちます。

一方で、アメリカの一流エンジニア達は"Fail Fast"の精神のもと、早く失敗をして、早くフィードバックを得ることで最終的な成果を生み出します

Fail Fastの精神とは、まずやってみて、早くフィードバックを得て、早く間違いを修正していく精神です。

変化の速い現代では、検討ばかりして、さっさと「やらない」ことの方が最大のリスクです。やらない方が失敗する確率が増えるからです。

また、検討に時間をかけても、人間に未来は予測できないため、実際にやってみないとわからないこともたくさんあります。

そのため、早く検証の段階に進み、フィードバックを得るようにしましょう。実際に作ってみて、検証しましょう。

ただ、早くやって同じ失敗を繰り返すのではなく、あくまでもKPIを最終的に達成できればその過程で発生する失敗は問題ないと考えます。

失敗に対して感謝する

失敗をすると責められるイメージがありますが、グローバル企業では失敗を快く受け入れるそうです。

その理由は失敗はただの結果であり、そこでどんなフィードバックを得るかが重要という考え方にあります。

そのため、成功したら喜び、失敗してもフィードバックをくれた場合、失敗する方法がわかったので感謝するマインドがあります

一流エンジニアのエラー解決法

一流エンジニアたちがプログラミングのエラーを解決する際にも、特徴的な方法があります。
一流エンジニアのエラー解決法

その方法は、手を動かして試行錯誤する前に仮説を立てることです。

具体的には次のステップを踏みます。

  1. 事実(ログ)を1つ見つける
  2. 手は動かさずに、原因の仮説を立てる
  3. 仮説を証明するための行動を取る


私もそうですが、ついつい、エラーが発生したら手を動かして試行錯誤を繰り返してしまう方が多いと思います。

しかし、まずは手を動かさずに仮説を立てることが大切です。

この試行錯誤を減らすことで、短時間で問題を解決することができ、圧倒的な生産性へつながります

まとめ

書籍「世界一流エンジニアの思考法」は何が書かれた本なのか、エンジニアの生産性を上げるポイントを絞ってお伝えしました。

ITエンジニアとして読んでいて、新たな発見と重要性を再認識する内容がたくさんありました。紹介しきれていない内容もあるので、気になる方はぜひ自身でも読んでみてください!
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また、今回の書籍以外にもプログラミングについて学べる書籍がたくさんあります。他の本も読んでみたい方は、次の記事をご覧ください。
🫱 初心者におすすめのプログラミング勉強本10選|最適本が見つかる!

学ぶ重要性に関連して、ITエンジニアとして稼いでいくには、どのような順番で、何を学んでいくかが重要です。気になる方は次の記事を参考にしてみてください。
🫱 ゼロからプログラミングで稼げるようになるまでのロードマップ

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