こんにちは、Mochiです。
🤔 どんなふうに話せば、自分は頭のいい人だと思ってもらえるのだろう
🤔 サクッと「頭のいい人が話す前に考えていること」の重要な内容を知りたいな
そんな方に向けて、この記事では書籍「頭のいい人が話す前に考えていること」の重要な内容を要約します。
この記事を読むことで、きっと皆さんも頭のいい人と認識してもらえるような話し方に近づけます！
では早速、本の重要ポイントをお伝えします。
本の重要ポイント
- 頭の良さは聞き手が決めるため、「相手がどう思うか」を考える
- 信頼を得る上で重要なことは、話し方のテクニックを駆使することではなく、相手のために十分に考え、適切に知識を使い、親切に接することである
- 相手の言いたいことや物事の本質を理解した上で、深い根拠を持って話す
なぜこれらが重要なのか、見ていきましょう。
頭のいい人が話す前に考えていること
まずは、頭のいい人が話す前にどんなことを考えているのか、お伝えします。
感情的にならず、時間をおいて冷静になる
人は感情的になると、頭が悪くなります。そのため、感情的な時の判断は、間違えていることが多いです。
そして、多くの人はすぐ怒るような感情的な人と話したくないはずです。
話す前に考えるとは、すぐに口を開いて感情的に反応するのではなく、少し時間をおき冷静になることです。
相手がどう思うかを考えて話す
頭の良さは、自分ではなく他者が決めます。
多くの人が頭が良い人と認識しているほど、その人は頭がいい人なのです。
これらのことから「相手がどう思うか」を考えることが、知的で慕われる人が持つマインドであり、思考力を高める方法です。
話し方ではなく、十分に考えたか
話し方の様々な型を使って、テクニカルに話せば信頼を得られるわけではありません。
信頼における本質は「ちゃんと考えたか」です。 型を使っても考えたことにはならず、型は考えるためのキッカケです。
知識は相手のためになるかを考えて使う
知識を持っている場合、それを披露したくなってしまいます。 しかし、知識をペラペラ披露されても頭がいいとは思わないですし、信頼にもつながりません。
だからこそ、アドバイスは簡単にするべきではなく、とにかく相手に話してもらうことが重要です。 相手の話をたくさん聞いた後に、知識を相手のために使うことで知性となり、信頼を得られます。
知識を使う前に「これから話すことは本当に相手のためになるか？」という視点を持つことが重要です。
結果と親切さで承認を得る
他者は褒めつつ（承認しつつ）、自分は「何でもない人間です」という顔をするのがコミュニケーション強者の態度であり、知的で慕われる人間の態度です。
他者の承認は口（自分のPR）で得ようとせず、結果によって得られると認識する必要があります。
またシンプルですが、他人が承認したくなるのは親切にされた時です。他人に親切にできる人こそ、絶対的な信頼を得られます。
頭のいい人になる思考の深め方
頭のいい人になるために考えるべきことを知った上で、実際にどのように思考を深めていけば良いのか、その方法をお伝えします。
深い根拠を使う
「有名人が話していたから」や「知り合いが話していたから」といった、根拠が薄い話は頭がいい人には思えません。
根拠を深くするコツとしては、次のものが有効です。
- 自分の意見と真逆の意見も調べる
- 統計データを調べる
話の整理のために深く理解し、分ける
頭のいい人が難しい内容をわかりやすく話せるのは、物事の本質を理解できているからです。話し方をどれだけ気をつけても、根本的な理解をしていない場合は、わかりやすく話せないです。
本質を理解した上で、情報や意見を上手く分けることにより、わかりやすく伝えられます。
まず、重要な情報とその他の雑多な情報を分け、結論から話すことで、相手が聞きたい話を最初に話せるためわかりやすくなります。
次に、事実と意見を分けることで、相手が状況把握を簡単にできるようになります。
聞く時は相手の言いたいことを考える
誰かの話を聞く時には、自分の言いたいことを考えながら聞くのではなく、「相手の言いたいことは何だろうか」と考えながら聞きます。
この姿勢で話を最後まで聞き終えた後に、次のように相手が何を言って欲しいのかのか考えることが重要です。
- 褒めて欲しいのだろうか
- 共感して欲しいのだろうか
- 解決策を求めているのだろうか
- 慰めて欲しいのだろうか
これにより、より信頼を得られます。
仮説を立て、相手が答えやすい質問をする
「ちゃんと考えて質問する」というのは、質問する前に相手の立場に立って、仮説を持って質問することです。
例えば「今、何を課題に感じていますか？」と大雑把に質問するのではなく、仮説「課題の原因は営業にある」を持って「営業上の課題を感じていますか？」と質問する。
仮説を持った質問により、回答の質が上がります。
言語化のコストを考える
電話では、コミュニケーションにおける「言語化」のコストを相手にも払ってもらっています。そのため、早いコミュニケーションが可能ですが、相手にもコストを負担してもらっています。
一方で、メールのような一方的に送る方法では、コミュニケーションの「言語化」コストを一人で話し手が担います。
頭がいいと認識される人は、すすんで言語化のコストを払います。なぜなら、話す内容が整理されており、コスト（労力）を払わずに効率的にコミュニケーションができるからです。
話す前に考えるべきことチェックリスト
これまでの内容をもとに、話す前に考えるべきことのチェックリストを作成しました。
ぜひ、皆さん自身が日々できているのか、何を考えていけば良いのか確認するためにご利用ください。
- ☑️ 感情的ではなく、冷静であるか？
- ☑️ 相手がどう思うかを考えているか？
- ☑️ 知識は相手のためになるか？
- ☑️ 親切であるか？
- ☑️ 深い根拠であるか？
- ☑️ 深く理解し、話を整理しているか？
- ☑️ 聞く時は相手の言いたいことを考ているか？
- ☑️ 仮説を立て、相手が答えやすい質問をしているか？
- ☑️ 言語化のコストを考えているか？
まとめ
この記事では書籍「頭のいい人が話す前に考えていること」の重要な内容を要約しました。
もっと詳しく知りたい方や、この記事では伝えきれなかった「頭のいい人が考えていること」が気になった方は、ぜひこの本を読んでみてください。
🫱 頭のいい人が話す前に考えていること
頭がいい人が考えることの中でもでてきたように、「仮説」を考えることが重要です。仮説の重要性や立て方は以下の本でも述べられているため、気になる方はぜひ要約記事を参考にしてみてください。
🫱 要約「世界一流エンジニアの思考法」の内容とポイント3選
🫱【要約】コンサル1年目が学ぶこと｜仕事でもっと成果が出せる
また、考える上でイシューを軸とした考え方もとても参考になります。気になる方は、次の本をぜひ読んでみてください。
🫱 イシューからはじめよ――知的生産の「シンプルな本質」